2009年08月19日

旅の日記・道東篇

三国峠_018月14日に墓参りを済ませ、
翌15日旭川を通り大雪ダムを見ながら三国峠へ
旭川は大雨で両親と「引き返して札幌ドームに日ハム観戦にでも行くか」と半ば本気で話すも旭川を抜けるとほぼ快晴w
山間を運転するのは楽しいけど怖いwww
糠平湖_01三国峠を抜け北海道の東側へ
まず最初の湖、「糠平湖」へ。
ここには幻の橋「タウシュベツ橋梁」があるのですが、連日の雨のせいか完全に水没していて見る事ができず残念。
でも、ちょっと前まで雨が降っていたせいか糠平湖畔まで行くまでの林道は凄く気持ちよかった。まさに森林浴、マイナスイオンパワー全開!!(笑)

足寄湖_01次に松山千春や鈴木宗男で有名な足寄町に向かう。
その手前で二つ目の湖、「足寄湖」へ。
ここで軽く間食、両親はソフトクリームを食す。私はかまぼこ(笑)
足寄町では当日ちょうど「足寄ふるさと盆踊り両国花火大会」があったらしく町は観光客が結構いました。私らはスルーw

オンネトー湖_03阿寒湖に向かう途中、横道にそれ
三つ目の湖、「オンネトー湖」へ。
アイヌ語で「年老いた沼」という意味だそうな。アイヌ語って不思議wだから好きw
五色沼とも云われるだけあって水もきれいです。
後ろに見えるのは雌阿寒岳。

で、次は4つ目の湖、「阿寒湖」なんですが、
阿寒湖では家族写真(親のデジカメ)ばかりとってしまったので写真はナシ。
あと阿寒湖畔にはアイヌの民芸品店が多数あります。
当然、毬藻やマリモッコリもw

パンケトー&ペンケトー_01阿寒湖を後にし雄阿寒岳の横を抜け双湖台へ
双湖台とは5つ目と、6つ目の湖、「パンケトー」「ペンケトー」を見る事が出来る展望台。
アイヌ語で「パンケ・トー」は「下の・湖」、「ペンケ・トー」は「上の・湖」という意味。
写真ではかすかに見える上の湖が「パンケトー」、手前にあるのが「ペンケトー」上下逆かと思いますが、「ペンケトー」から、「パンケトー」へ川が流れ、「パンケトー」から阿寒湖へ川が流れているらしい。

摩周湖_01弟子屈町を通り、
そして、7つ目の湖、「摩周湖」へ。
あ、間違えた巨大な水溜り、「摩周湖」へ(笑)
若干、天気が崩れてきてはおりましたが、生で見る摩周湖はそれでも綺麗でした。この写真は第一展望台からの写真。
右側にある山は「カムイヌプリ」(神の山)、湖の中央にある島は「カムイシュ島」(神となった老婆)です。
まさに神の宿る湖って感じ。。。

屈斜路湖_01摩周湖の第三展望台で回れ右をして後ろをみると
8つ目の湖、「屈斜路湖」も見えます。
「摩周湖」、「屈斜路湖」、二つの湖が一緒に見る事ができるなかなか贅沢?な展望台w
「屈斜路湖」を見るには、もう少し晴れててほしかったかなぁ〜。
硫黄山_01展望台から見えた「屈斜路湖」の手前の山、「硫黄山」です。硫黄臭ぁ〜w
駐車場には「暴力団関係者による許可の無い蒸し玉子販売にご注意下さい」とのたて看板が、なんか笑えたw
のどかと言うかなんというか・・・ここらへんではこれぐらいしかシノギがないのかな?
硫黄山_05それはともかく、ここには子供の頃(小学低学年頃)にも来た事があるのですが、当時よりだいぶ規模が小さくなっていたというかもっとあちこちから水蒸気が出てた記憶があるのですがねぇ・・・まぁ、それでも硫黄の臭いと、噴出す水蒸気、荒廃したような白い大地はちょっと別世界な感じでイイ雰囲気。

一日目は
この後川湯温泉街でホテルをとって終了。
あ、ここには私たちより一回り、二回りは上の人には知らない人はいないだろう
大横綱「大鵬」の実家があり、「川湯相撲記念館」もあります。
私も夕食前に拝見してきました。
で、就寝

-二日目-

美幌峠_01朝食を済ませ、川湯温泉街を後にする。
そして屈斜路湖畔へ、湖畔には砂湯がありましたが、人が多い多い(汗
軽く見て回った後、和琴半島でも湖畔散策をして一路美幌峠へ
「霧の摩周湖」という言葉がありますが、ここは「雲の美幌峠」って感じで雲がかなり低く降りてきていて何も見えんw
屈斜路湖_05美幌峠からも屈斜路湖が見えるのですが、この日はこんな感じでほんのちょっとしか見れませんでした。
ま、これはこれで幻想的な風景という事でしょうかね。
そして美幌峠からちょっと戻って、道道588号線を通って津別峠を越え、津別町へ、国道240号線を通りそこから道道494号線に入るのですが、砂利道の上道幅も超狭く流石に父親に運転を変わってもらう(汗
チミケップ湖_01そんな悪路を通っていくと
9つ目の湖、「チミケップ湖」へ
アイヌ語で「崖を破って水が流れる所」という意味だそうで、その名の通り、湖から流れる川チミケップ川には「鹿鳴の滝」という谷間を縫って落ちる多段の滝もありました。
しかし、気になったのは湖畔のキャンプ場にあったお墓。。。
湖の方を向いていてお盆だったせいかお供え物とお花が飾ってありました・・・
怖ッ!!
大函_01チミケップ湖から北見市に抜けそして国道39号線を通り、旭川方面へ
道外にも有名な層雲峡、「大函」です。
「小函」もと思いましたが、現在は通行止めというか立ち入り禁止で一般人はいけなくなっており非常に残念。
旧道のトンネルは残っておりましたがかなり老朽化が進行していて写真に撮ろうかと思いましたがあまりにも怖すぎてなんか写ったら嫌なので止めました(冷汗
銀河の滝_01そして層雲峡で一番有名なんじゃないかと思う「銀河の滝」。
前日まで、そして当日も雨が降っていた影響か水量が多く、しかもちょっと濁った水でした。
昭和62年の崩落事故から前述どおり旧道はほとんど立ち入り禁止状態なのですが、私は子供の頃両親や祖父母達とよく層雲峡には旅行に来ていたので禁止区域となった所の滝や柱状節理等はかなり荘厳な風景で今見る事の出来る銀河の滝付近より素晴らしいのでそれが見る事が出来ないというのは非常に残念ですね。
ただ、当時たしかに今にも崩れそうな柱状の断崖が道路に迫ってくるかのような迫力だったので旧道は人を通すには今も危険でしょうね。
と、後は実家に向かって車を走らせました。

総移動距離約700kmの北海道湖探訪の旅は終了。
湖は8つではなく9つでしたね。
「糠平湖」「足寄湖」「オンネトー湖」「阿寒湖」「パンケトー」「ペンケトー」「摩周湖」「屈斜路湖」「チミケップ湖」
日本なのに日本っぽくない名前の湖達、アイヌ語ってホント面白い。
それにしても北海道って広いなぁ〜(笑)


したっけ!

Posted by megadriv at 15:54│駄文